2014年3月30日ダディ・ロング・レッグズ観劇
井上芳雄・坂本真綾主演ミュージカル「ダディ・ロング・レッグズ 〜足ながおじさんより〜」をシアタークリエにて鑑賞してきました。
きっかけはまぁ…坂本真綾ファンということで。
初演で真綾さんが菊田一夫演劇賞を受賞された頃から気になっていたのですが、なかなか都合がつかず。昨年のFCイベントでも上演中に使われている曲のうちの素敵な1曲を披露されて、これは機会があったら行くしかない!と。
今回は再々演ということなのだそうですが、ようやく今月初めて赴くことが出来ました。
それも2回。^^;
実は初回(3月14日)は少し遅刻してしまったんです(汗)。あー出来れば再挑戦したいなーと思っていたら、急遽3月20日に追加公演(芳雄さんはその後のミニトークショーで“レジェンド公演”とおっしゃっていました(笑))が決まったので、思わず申込み。2列目真ん中という、こちらまで緊張してしまいそうな良い席が取れました。背が高くて2つ後ろの方すみませんでした(席が互い違いになってるので)。
女性客が多かったです。9割以上が女性だったと思います。芳雄さんファンはもちろんでしょうが、真綾さんファンも女性の割合が多いんですかねー。ミュージカル観劇という性質もあるのでしょうけど。
芳雄さんにはこのミュージカルで初めてお目にかかったのですが、男の私から見ても格好良かったです(笑)。そりゃあ女性ファンが多いわけですよ。
感想ってほどでもないですけど…。
無邪気なジルーシャは学年が上がるごとに知的になり、ジャーヴィスはそんな彼女からの手紙を読むたびに彼女に惹かれていき、またジルーシャもジャーヴィスに寄せる想いと自らの境遇との葛藤による苦悩の末、とうとうダディと会って話をするという、二人の、特に原作では直接書かれることのない“ジャーヴィ坊ちゃま”の心境の変化がよく描かれていました。
快活で時にはいたずらっぽい性格のジルーシャを演じる真綾さん、紳士ながらもいざという時にヘタレっぷりを披露するジャーヴィス役の芳雄さん、…見事に役にはまってました!(笑)
レジェンド回の方が、役者さんの感情の込められ方が強かったように感じました。
舞台のすぐ近くの席だったので、細かい仕草や表情の変化がよく見えて、特にクライマックスでのお二人の感極まったシーンにはこっちまで涙してしまいました。最後にジルーシャがダディとしてのジャーヴィスに会った際のジルーシャの反応に笑いが出た初回でしたが、2回目は既に観客も感極まっててそんな余裕がなかったように感じます。私の周りにもハンカチを取り出して目に当ててる方が多くいらっしゃいました。
ひたすら感動です。ラストシーンは頭の中で「キャー!」でした(笑)。
お二人とも歌声がとっても綺麗でした。
笑いあり、感動あり…、是非お薦めしたい作品です。
あまりに感動したので、会場でCD予約申し込みしたり観劇のたびに原作本買ったりしました。^^;
真綾さんファンクラブ枠のCDも申し込みました(笑)。会場申し込み分も含め6月頃発売だそうです。
(追記:6月18日発売に決定しました! 購入情報など詳しくは東宝さんのページへどうぞ!)
(さらに追記:CD届きました! こちらの記事へどうぞ)
2回目の観劇ではミニトークショーがありました。
追加公演の回は何気にお得でした。記念に日付入りのフォトカードまで頂けましたし。大事にします。
トークショーでは色んな裏話を聞けました。
今回の追加公演が決まったことで初の2日連続2公演となり、芳雄さんが「明日の2公演目にはどうなってるだろうね」と笑いながらおっしゃってましたが、体力もったのでしょうか…。
お二人とも演劇を楽しんでおられたようで、箱を押しながら「楽しい!」、タイプライターを打ちながら「楽しい!」、小説を書くシーンで“この作品が好きだー”って書かれていたそうです(笑)。
ミュージカルだから当たり前なのかもしれないけど、物語を盛り上げる音楽の演奏もすべて生演奏で、役者さんの見えないところで歌に合わせて演奏する技術はもうまさに阿吽の呼吸です。
とにかく真綾さんのセリフの量が多くて、芳雄さんの「また(演劇)やろうよ」の言葉に真綾さんは若干難色を示していたようですが^^;、また実現するといいなあ。
最後のカーテンコールでは、真綾さんは手を振って、芳雄さんは両手を高く上げてガッツポーズして(笑)退場していかれました。
人生初のミュージカル鑑賞でしたが、こんなに面白いものだとは思いませんでした。
これを機会に、もっと色々観劇してみたくなりました。
そんなきっかけを下さった真綾さんには、ひたすら感謝です。m(__)m