私が宮本笑里さんについて書くのは、初めてかもしれません。

彼女のことを知ったのは…去年かな? 休養されるという話をニュースか何かで拝見した気がします。
その後彼女のオフィシャルサイトにも遊びに行き、何とご出産予定であることを知り、慌ててお祝いメッセージを送りました。
そういう経緯をたどっている間に彼女の作品を聴くようになり、気が付いたら彼女独特のジャンル(ポップ&クラシック?)に惹かれていることに気づきました。
中でも「emiri best」は彼女の持ち味が大いに発揮されていて、クラシックにあまり興味がない人でも聴きやすい曲作りになっていると思います。

そんなこんなで、彼女が出産後初コンサートを開くというので、是非行ってみようと思いました。
幸い公式サイト先行抽選で良席が取れ、彼女を間近で見られる機会に恵まれました。

12月7日、石橋メモリアルホール(上野)。
おおー、スタインウェイピアノがある! 実物見たの初めて!

こういうコンサートを鑑賞するのは初めてで、ドレスコードでもあるのかとジャケット姿で行きましたが特に無く、ただ暑いだけでした(笑)。

出演は宮本笑里さん(ヴァイオリン)、加藤昌則さん(ピアノ)、金子鈴太郎さん(チェロ)。

曲はemiri bestを中心に構成されていたように思います。
彼女の曲を知っている方ならいつまでも聴いていたくなる、飽きの来ない構成でした。
所々にMCが入り、3人のコミカルなやり取りで会場を和ませてくれ、曲に入ると緊張感の中で奏でられる美しい音色に魅了される、とてもメリハリのあるコンサートでした。

アンコールでは、彼女がこの日初めて披露したという「birth」(正式表記不明)が演奏されました。未来への希望を思わせる、とても素敵な曲でした。好きな曲の3本指に入ると思います。
更に、この日は彼女の31回目の誕生日でもあるというということで、加藤さんのご提案で全員で「Happy Birthday」を歌い、彼女を祝福しました。
そして最後に「チャールダーシュ」をちょっとコミカル要素を含めて演奏してくれました。
緊張感の中にも親しみのある、とても和やかな演奏会でした。

終演後、サイン会が行われました。毎回やってるんですかね…。何というファンサービス。
お誕生日のお祝いの言葉と、初クラシックでそれが笑里さんの回で良かったと伝えると、驚くと同時に喜んでくれているようでした。
「また伺います!」と約束して会場を後にしました。

笑里さんと彼女の奏でるヴァイオリンの音色にひたすら魅了された午後でした。

その後、2015年3月のコンサートでも良席が取れました。
早くまた演奏を聴きに伺いたいです(^^)

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