2010年11月9日セナの映画観てきた
日曜にお台場のシネマメディアージュで観てきました。
・・・あまり色々書くとネタバレになってしまいますが(汗)。
純粋にレースを楽しむノリで観に行ったら、最後まで観るのに苦労をすることになると思います。
この映画では、アイルトン・セナと彼を取り囲む仲間やF1という世界の、もっと深い領域について
語られています。
気になったのが、各レースでのセナのオンボード映像が流れた時のエンジン音が、大抵間違っていたということ。
(ホンダエンジンであることは合っていたのですが)
この辺からも、この映画はどこにポイントを置いているのかが良く分かります。
ジャン=マリー・バレストルも大きく映し出されます。あの名文句も(笑)。
F1が純粋なスポーツなら、セナはもっと多くのレースで勝利を飾っていたことでしょう。
おそらく彼のF1人生においても、もっと多くのタイトルを獲得していたはずです。
どうしてセナは日本を第二の母国とまで言ってくれたのか、考えてみました。
もしかしたら、日本のファンはF1を純粋にレースとして見て、それを同じく純粋にレースが好きなセナが
共感したからかも知れません。
セナはとりわけチーム、クルー、そしてファンを大事にする人でした。
時にはチームやエンジンメーカーのホンダに対して厳しい注文をしてきましたが、彼はそれを結果で
返すことの出来る、プロ中のプロでした。
決して周りからの期待を裏切らない彼の走りは、一層私たち日本人の心をつかみ、お互いが相乗効果を
生んだのだと私は思います。
セナの無邪気で純粋な人柄が良く描かれた作品です。
都心等は上映が終了してしまうところが多いですが、その他の地域ではこれから上映されるようです。
アイルトン・セナの人柄やF1という世界をもっと詳しく知りたい方は、是非足を運んでみて下さい。