本のタイトルを聞いただけで、買わずにはいられませんでした。
で、今日到着。

SENNAvsPROST

セナvsプロスト」。

前方を凝視する表紙の二人の表情には、鬼気迫る強い意志を感じます。
彼らの運命の戦いが、今まさに始まらんことを物語っています。

オールドF1ファン(と言ってもマクラーレン・ホンダ時代以降)にはたまらない名前です。
歴史に残る名車を駆り、チーム内ではイコール条件、異なるチームになってもそれぞれの長所を
最大限に引き出して熾烈なトップ争いを演じる姿には、無機質なF1テクノロジーに囲まれる中で、
彼らの息遣い・感情までもが感じ取れるようでした。
現代F1には無い、人間の魂のぶつかり合いでした。

本はアラン・プロストのインタビューを中心に展開されているそうです。
セナの死の直後にも彼との関係について回顧していたプロストでしたが、今回はもっと突っ込んだ、
実際にセナと戦ったバトルについても書かれているようです。
外からは知ることの出来ない、ドライバーの“本音”です。

レース中の駆け引きなども学べるかも知れないので、じっくり読みたいと思います。