メーカー製パソコンのHDDの空きがひっ迫してきたので、自分でHDDを調達し交換することにしました。
しかし、その時の知識が足りず、その後大変な思いをすることになりました…。
その顛末をお話ししますが、その際に調べてきた情報を随時ご紹介していきたいと思います。
何度も「オワタ\(^o^)/」とお手上げしましたが、何とか解決したのでご報告です。

まずは何より、現状のバックアップを取りましょう。

※掲載されているツールのご使用は、自己責任でお願いします!

パソコンの機種: NEC VALUESTAR VN570LG (内蔵HDD: 160GB)
OS: Windows Vista(SP2アップデート済み)
調達したHDD: TOSHIBA MQ01ABD075 (750GB)

元々の内蔵HDDが東芝製ということで、これにしました。
バックアップツールを使いパーティション毎にコピーすることで対処。

使用ツール: EaseUS Todo Backup Free

【Windows Updateが完了しない】
これがうちの場合の大きな問題でした。
交換後しばらく使用していると、アップデートがうまく出来なくなりました。
アップデート候補は出るけど、アップデートしても何度も表示されてしまう。
インストールOSとは関係のない候補まで出てしまう。
Update出来ない問題については、Windows Update回りのデータ修正を行えば解決するという情報もありました(これについてはPart 2にて)。

ここで原因が1つ判明しました。

【AFT非対応PCにAFT採用HDDを搭載すると、データベース関連のトラブルが起きる】
Windows Update回りもそうですが、Outlookメーラー等についても問題が起きるとの報告もありました(後者は私のところでは使っていなかったので未確認)。
調達したHDDはAFT採用のものでした(泣)。
何とか使えないものかとあがきました。これでもか!というくらいに^^;
アドバンスト・フォーマット・テクノロジー(AFT)とは、簡単に言うと現行の仕様ではHDDの容量アップが望めないところを、見かけ上のセクタはそのままで実際の物理セクタのサイズを大きくすることでHDD容量を大きくしてしまおう、という技術のようです。
対策としては、ディスクのアライメントを整えると使用出来るという情報がありました(詳細は割愛しますが、区切り良くパーティション切りすることだと思ってください)。

アドバンスト・フォーマットとパーティション・アライメント・ツールについて – 東芝
(追記:削除されたようです 提供打ち切りについて(東芝)
解説:AFTハードディスクとアライメント調整 – パソコン初心者講座

ただ、最近のOSですとアライメント関係は既に調整された状態でパーティション切りがなされるようですが、それが可能になったのはWindows Vista SP1以降とのことでした。ちなみにうちのパソコンのセットアップ時OSは無印Vista…。

また、パソコンのチップセットがインテルであれば、インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジーに対応したドライバーをインストールすることで解決出来るそうです。ちなみにうちのパソコンはAMD…。

インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジー – インテル
AMDについてもそれに相当するツールがあったとの情報ですが、失念してしまいました。

うちではTOSHIBAのツールを使っても、クロスリンクファイルエラーを起こして先に進めませんでした。

とにかくこのHDDを使い続けてもこのパソコンは非対応機種なので、非AFT用HDDを再び用意することに。
Part 2へ)

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